|
|
|
|
◆MTシステムとは |
|
|
|
|
|
多次元情報からパターン認識をし、推定・予測・診断を行う新たな提案
人の判断よりも低コストで正確、安定度が高い |
|
|
|
|
|
|
◆MTシステムの考え方 |
|
|
|
|
|
正常な状態のパターンを基準にして異常な状態を判別
正常な状態(平均的な状態):非常に似通っているのでパターンが定義できる⇒(単位空間)
異常な状態(平均的でない状態):多種多様なのでパターンの定義はできない
|
|
|
|
|
異常には様々な種類や程度があり、『既知の異常』も『未知の異常』もあります。MTシステムでは単位空間を基準とし、そこから外れた距離により異常データを判断するので『未知の異常』も検出できます。 |
|
|
|
|
|
|
|
◆MTシステムの適用例 |
|
|
|
|
|
ビッグデータ、IoT、第3次AIブーム、ディープラーニングなどの言葉をよく耳にしますが、IoT技術に欠かせないのが情報処理技術です.田口玄一氏が開発したMTシステムはAI手法の一つとして強力な情報処理技術と言われ、応用が急速に進められています. |
|
|
|
・健康診断の多くのデータから総合的に現在の健康度、1年後の健康度を出す |
|
・複数の煙センサ、温度センサの出力から火災かどうかを判断する |
・溶接機等の色々なデータから製品のキズ等外観が正常であるかどうかを判断する |
・画像データから製品のキズ等外観が正常であるかどうかを判断する |
・装置・システムの故障予知、未然防止 |
・肝臓病の治療効果の総合判断:良くなっているか、変わらないか、悪くなっているか |
・手書き文字認識 |
・音声認識⇒声による文字入力等 |
・将来の地価の予測 |
・指紋による個人認証 |
・将来の自社の利益率の予測 |
・総合的に製品がよいかどうかの判断 |
・中間工程データから最終検査までの歩留まり、品質特性の予測 |
・人の採用可決の判断、採用後の適材適所の判断 ・・・などなど |
|
|
|
|
◆MTシステムの種類 |
|
|
|
MTシステムは、MT法をはじめ、T法(1):両側T法、T法(2):片側T法、T法(3):RT法、TS法、MTA法、標準化誤圧法とたくさんの計算方法があります.目的や、データ項目数やサンプル数、多重共線性などの制約により使い分けますが、現在ではMT法、T法(1)、RT法が良く使われています.また近年では新たな方法として、従来の各種制約条件を緩和できるAPRT法が発表されました. |
|
分野 |
事例 |
MT法 |
T法(1) |
RT法 |
検査・診断 |
特性検査、外観検査、医療診断 |
○ |
|
○ |
監視 |
機器・設備・プラントの監視、安全監視 |
○ |
|
○ |
推定 |
不動産評価、企業評価、バイオテクノロジー |
○ |
○ |
|
予測 |
健康・病状推移、経済指標推移、売上推移、リスク予測 |
○ |
○ |
|
分類・識別 |
文字認識、音声認識、指紋認識、顔認識、不良モード判別 |
○ |
|
○ |
|
|
|
|
|
|
|
|
◆MT法の手順 |
|
|
|
MTシステムの種類により手順は変わりますが、代表的なMT法の手順を下記に示します. |
|
|
|
|
|
|
|
膨大な計算を手計算でするのは難しいので、自社でシステムを組んだり販売されているソフトを使うのが一般的です.
弊社ではアドインソフトの販売もしております. |
ソフト名 |
製造元 |
対応項目数 |
価格(税別) |
NEW! MTRT-AddIns-ENT
MT法+T法(1)+RT法+誤圧法+MSR
|
アングルトライ |
127項目×1,100サンプル |
59,800円 |
MTRT-AddIns-ALL
MT法+T法(1)+RT法+誤圧法+MSR |
127項目×10,000サンプル |
125,000円 |
250項目×10,000サンプル |
178,000円 |
511項目×10,000サンプル |
250,000円 |
NEW! MTRT-AddIns-ALL 英語版
MT法+T法(1)+RT法+誤圧法+MSR |
511項目×10,000サンプル |
280,000円 |
|
|
ソフト名 |
対応項目数(最大) |
価格(税別) |
NEW! MTシステム総合ソフト
MT法+T法(1)+RT法+誤圧法+APRT法 |
250項目×1,000サンプル(最大3,000) |
69,800円 |
|
MTSソフト紹介PDF |
|
|
|
|
|
◆企業内セミナー |
|
|
|
下記はMTシステムセミナーの標準カリキュラムですが1日セミナーもあります.目的や対象により、内容や日数をカスタマイズ可能です. |
1日目 |
2日目 |
1.MTシステムとは
2.MTシステムの考え方と分類
3.MT法の進め方概要
4.MT法に必要な予備知識
5.マハラノビスの距離とは
6.MT法の実際の進め方
7.項目選択のやり方《診断》
|
8.T法(1):両側T法
9.T法(1)の手順
10.【演習問題】T法(1)
11.T法(2):片側T法
12.T法(2)の手順
13.【演習問題】T法(2)
14.RT法:複数T法
15.余因子行列とは
16.RT法の手順
17.【演習問題】RT法
18.標準化誤圧法
19.実効値とは
20.標準化誤圧法の手順
21.【演習問題】標準化誤圧法 |
|
※セミナー内の各演習問題はすべてExcelで実施する前提で作成しています. |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
上記のセミナーを実施していただき、実践活用は実テーマ指導会を活用していただくのが最も効果的です. |
|