オフライン品質工学:研究・開発・設計・生産技術で生産ラインとは別に技術者が行う仕事のやり方 |
パラメータ設計 |
安くて良い品質の技術(製品)を効率的に開発する方法.頑丈な設計・安定設計=Robust Designとも呼ばれている.パターン認識の構築のやり方をまとめたMTシステム(Mahalanobis Taguchi System)も含む. |
許容差設計 |
MINのコストUPでMAXの品質改善をする方法.大量に作った時のバラツキの把握と,重要管理項目(因子)と公差を決定することができる. |
品質水準の見積もり |
買い入れ部品や,できた製品の品質水準を,お客様の立場で評価・比較する方法.金額で評価する. |
規格の決め方 |
図面や仕様書に記入する製品の規格を,経験や勘・実力によらず,お客様の立場にたって理論的に求める方法 |
オンライン品質工学:製造工程において使う仕事のやり方.一番少ない経費で一番良い品質にするための仕事のやり方 |
Feedback制御 |
作った製品の特性値を調べ,目標値とある程度以上の差がある時,工程を正常に戻すFeedback制御の管理理論. |
工程の診断と調節 |
合格・不合格の判定しかできない場合の工程設計理論. ex)ビンの製造工程,アルミダイキャスト製造工程 |
工程連結のシステム設計 |
一連の加工工程を連結する場合の稼働率,在庫費用を考慮した最適連結方式を求める方法. |
Feedforward制御 (適応制御) |
部品や中間製品の特性を調べ,相手部品を選んだり,工程条件を変えて製品を目標値通りに作る適応制御方式の設計理論. |
検査設計 |
検査方法が決まっている時,工程の品質水準とその工程での不良率を調べ,検査するかしないかを決定する方法. |
予防保全方式の設計 |
出荷した製品が機能しなかったり,生産機械が故障して止まってしまう場合の予防保全の設計方式. |
安全システムの設計と保全 |
故障表示は設置されていても,故障表示装置自体の異常は人間がチェックしなければならない.この場合の点検方式の理論. |